ぶろちゃ

日常会話のネタになれば幸い

ちょっとずつ、進んでいく。

"真面目"なニート生活

 

小さい頃から季節の変わり目には

必ず風邪を引くような子供だった

それは成人と呼ばれる年齢を過ぎても変わらない

 

小学生のうちは休んでも勉強が簡単だったので

体調が悪い時はあまり学校へは行きたくなかった

そもそも友達付き合いも下手くそだった

4歳頃から今日も明日も習い事、の毎日で

自分の事しか見てなかった

 

他人と技能を争い蹴落とし合うような感じで

 

コミュニケーション能力はこの時に

失ったのかも知れない

 

中学、高校は兎に角休まないようにと

気持ちを強く持ち、マスク、手洗いうがい

「自己管理」と呼ばれるであろう行動は積極的にやった

 

しかしどうしても免疫力が低い時はあるようで

インフルエンザ、風邪は年を通して数回ひいていた

 

休んだ分は取り戻さなければと

いつも必死に食らいついていた

 

友達も作らなければと思い

話題になるような物を探したり

自分の好きな漫画やアニメも色々話をした

 

明るく振る舞い周りに人がいるような子を目指して

自分の言葉遣い、行動、見た目等も

とても気にするようになった

 

アルバイトもしてこれから世へ出ていく為に

社会の勉強をしようと考えていた

 

そんな学生生活を経て社会人になった

 

女は毎日化粧をしなければならない

1日休んだだけで嫌な顔をされる

体調が悪くても菌を撒こうが仕事へ行く

間違っていると思っても我慢して飲み込む

周りに頼れる人間がいない話せない

助けを求める先が無い

 

そうしたら毎日死にたくなった

 

こんな自分は必要無いんだと思った

毎日吐きながら会社に行くのも疲れた

 

通勤中の車で毎日泣いてこのまま壁にぶつかって

死んでしまえば楽になれるのか考えた

 

最後の理性が精神科へ行こうと思い医師に縋った

 

流石に会社は辞めた

 

母親には医師に貰った漢方を

そんな得体の知れない薬飲んだら死ぬぞ

と脅され更に心の拠り所が無くなった

 

その後、布団から起きられなくて1日に

14時間寝ているのが当たり前という日が

1年くらい続いた

 

今でも毎日「死のうか」という考えがよぎる

 

それでも自ら死ぬのは悪いことだ

という思いが捨てられない

 

取り敢えず人間らしい生活をしなければと

起きてはみるものの体は重いし

「働いていない」という事が重圧で苦しい

 

死にたい、と思ったらブレーキを掛けようと

趣味に走る事が日常茶飯事になった

 

何とか呼吸はしているが人間として

生活していると言えるか怪しい

 

それでも未だに人間が怖くて

外で働く事を視野に入れられない

でも働いていた時に貯めた貯蓄もそろそろ底が着く

 

これからどうしたら良いのか

 

数年だが外で働いて無かった人間が

社会復帰なんてできるのか、いやできないね

という思いばかりが募る

 

家の中に居て稼げる仕事が無いかと思い

ブログを始めてみたものの良く分からない

 

また 自分にはできない

どうせ文才も無いんだから無意味だ

と落ち込んで体が脳が動かなくなる

 

助けを求めるのは間違っている事、悪い事なのか

 

一寸先は闇しか見えない